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季語「太刀魚(たちうお)」の解説と季語を使った俳句の例
秋の季節の季語の一つである「太刀魚(たちうお)」です。
太刀魚
季語の解説:
「太刀魚」は、銀色に輝く細長い体を持ち、刀に似た形状が名前の由来となっています。特に秋が旬で、脂がのり、刺身や焼き物、煮付けなどで楽しむことができます。太刀魚はその見た目からも迫力があり、秋の豊かな食材の一つとして重宝されます。俳句では、秋の季節感と共に、食卓に並ぶ鮮やかな銀色の太刀魚がもたらす風情や、秋の味覚を楽しむひとときが詠まれます。
俳句の例:
季語「太刀魚(たちうお)」を使った俳句の例です。
太刀魚を 刺身で楽しむ 夜長かな
解説:秋の夜長に、刺身で楽しむ太刀魚を詠んでいます。秋が旬の太刀魚の刺身を味わいながら、秋の夜をゆっくり楽しむ様子が感じられます。秋の夜長の季節感とともに、太刀魚の美味しさが伝わる句です。
秋の朝 太刀魚並ぶ 港にて
解説:秋の朝の港に、太刀魚が並べられている様子を描いています。漁港の新鮮な太刀魚が秋の朝日に照らされ、朝の活気とともに秋の豊かさが伝わります。秋の収穫を感じさせる情景です。
焼き網で 太刀魚の脂 跳ねあがる
解説:焼き網で太刀魚を焼いていると、脂が跳ねる様子を詠んでいます。秋の脂がのった太刀魚の豊かさが感じられ、焼く音や匂いとともに秋の味覚が楽しめる情景です。
著者 / Tommy Ikura
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