阿部みどり女の俳句
阿部みどり女(あべ みどりじょ)が作者の俳句の中で、このサイトの季語の解説ページでご紹介している俳句の一覧を表示しています。
年惜しむ 太陽うつる にはたづみ
季語:年惜しむ(としおしむ)
糸屑の ひとすぢも塵 日脚のぶ
季語:日脚伸ぶ(ひあしのぶ)
節分の 豆を掴みて 躊躇へる
季語:節分(せつぶん)
空風に かなしき胼の きれにけり
季語:空風(からかぜ)
虎落笛 絨毯に曳く 折鶴蘭
季語:虎落笛(もがりぶえ)
毛皮敷く はなれに阿武隈 山脈を
季語:毛皮(けがわ)
雪嶺の 目の高さなる 小正月
季語:小正月(こしょうがつ)
鏡開く 日の姿見に 老いにけり
季語:鑑開(かがみびらき)
大原の 時雨るゝとあり 初だより
季語:初便り(はつだより)
我庭に 春七種の 一つ欠く
季語:七種(ななくさ)
初鶏に こたふる鶏も 遠からぬ
季語:初鶏(はつどり)
まどろめる われを見守り 福寿草
季語:福寿草(ふくじゅそう)
著者 / Tommy Ikura
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