松本たかしの俳句
松本たかし(まつもと たかし)が作者の俳句の中で、このサイトの季語の解説ページでご紹介している俳句の一覧を表示しています。
春月の 病めるが如く 黄なるかな
季語:春月(しゅんげつ)
冬山の 倒れかかるを 支へ行く
季語:冬の山(ふゆのやま)
凍滝の 寂莫たりし 解けはじむ
季語:凍滝(いてたき)
狐火の 減る火ばかりと なりにけり
季語:狐火(きつねび)
鴨を得て 鴨雑炊の 今宵かな
季語:雑炊(ぞうすい)
ストーブの 口ほの赤し 幸福に
季語:ストーブ
餅搗の 水呑みこぼす 顎かな
季語:餅搗(もちつき)
吹き当てゝ こぼるゝ砂や 枯芒
季語:枯芒(かれすすき)
青籬の 霜ほろほろと 初雀
季語:初雀(はつすずめ)
日の障子 太鼓の如し 福寿草
季語:福寿草(ふくじゅそう)
著者 / Tommy Ikura
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