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季語「初雀(はつすずめ)」の解説と季語を使った俳句の例
新年の季節の季語の一つである「初雀(はつすずめ)」です。
初雀
季語の解説:
「初雀」は、新年になって初めて見たり、聞いたりする雀(スズメ)のことを指します。冬を越えて元気に鳴く雀の声や姿は、春が近づいている兆しと新しい生命力を感じさせます。日本では、雀は親しみやすく身近な鳥であり、特に初雀は、新しい年の訪れを喜ぶ象徴として詠まれることが多いです。この季語は、新年の清々しさや、希望、親しみやすさを表現する際に使われます。
俳句の例:
季語「初雀(はつすずめ)」を使った俳句の例です。
初雀 声高らかに 朝の空
解説:新年の朝、初めての雀の鳴き声が高く響き渡る情景です。雀の元気な声が、新年の清々しさと活気を感じさせます。朝の空に力強く鳴く雀が、新しい一年の希望を告げているようです。
冬空に 初雀の声 ひびきたり
解説:冬の空に、初めての雀の声が響き渡る情景を描いています。静かな冬の空に初雀の声が響くことで、新年の訪れの厳かさや希望が感じられます。雀の声が、新しい年への期待感を伝えている句です。
清々しく 朝の静けさ 初雀
解説:清々しい新年の朝の静けさの中で、初めての雀が姿を見せる情景です。新年の始まりの清々しさと静謐さが表現されており、雀の存在が穏やかな喜びを感じさせます。静かな朝に響く雀の姿が新しい年の幕開けを祝福しているかのようです。
著者 / Tommy Ikura
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