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季語「初鴉(はつがらす)」の解説と季語を使った俳句の例
新年の季節の季語の一つである「初鴉(はつがらす)」です。
初鴉
初鴉とは、元旦の早朝に鳴く烏を指します。その声は新しい年の始まりを告げる象徴として捉えられ、静寂な早朝に響く烏の鳴き声が清々しさと生命感を感じさせます。烏の声は古来より吉兆とされる場合も多く、元旦の朝にその声を聞くことは、新春の喜びや期待を象徴します。この季語を用いた俳句では、初鴉の声が響く清らかな朝、静寂とその声の対比、そして新春の光景を通して、一年の始まりの厳かさや希望が描かれることが多いです。
ありません。
季語「初鴉(はつがらす)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
初鴉 大虚鳥こそ 光あれ
作者:中村草田男
ばらばらに 飛んで向うへ 初鴉
作者:高野素十
著者 / Tommy Ikura
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