季語「小正月(こしょうがつ)」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「小正月(こしょうがつ)」です。

小正月

季語の解説:

「小正月」は、新年の1月15日(または14日から16日)のことを指す新年の季語です。この日は「女正月」とも呼ばれ、年末年始の忙しさから解放される節目の日でもあります。豊作を祈る行事や、稲の収穫に感謝する意味が込められており、小豆粥を食べる風習や、お正月飾りを焚く「どんど焼き」などの行事が行われます。俳句では、正月の華やかさから日常へ戻る静けさや、豊作を願う人々の気持ち、あるいはどんど焼きの炎の様子を描写することで、独特の風情や日本の伝統を表現する際に使われます。

季語を使った自作の俳句:

ありません。

有名な俳句、著名な俳人の俳句:

季語「小正月(こしょうがつ)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。

小正月 寂然として 目をつむる

作者:飯田蛇笏

雪嶺の 目の高さなる 小正月

作者:阿部みどり女

プロフィール画像

著者 / Tommy Ikura

毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。