季語「初大師(はつだいし)」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「初大師(はつだいし)」です。

初大師

季語の解説:

初大師とは、一月二十一日に行われる弘法大師(空海)の初縁日のことを指します。この日は多くの寺院で法要が営まれ、参拝者が訪れます。弘法大師への信仰が篤い地域では、縁日として露店が並び、多くの人々で賑わいます。初大師には、新年の健康や繁栄、学問成就など、さまざまな願いが託されることが多く、その静謐な祈りと縁日の活気が混ざり合う情景が特徴です。この季語を用いた俳句では、参拝者の様子や縁日の賑わい、弘法大師の教えへの敬意、さらには新春らしい空気感が詠まれます。

季語を使った自作の俳句:

ありません。

有名な俳句、著名な俳人の俳句:

季語「初大師(はつだいし)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。

山門の 根深畑や 初大師

作者:村上鬼城

プロフィール画像

著者 / Tommy Ikura

毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。