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季語「初不動(はつふどう)」の解説と季語を使った俳句の例
新年の季節の季語の一つである「初不動(はつふどう)」です。
初不動
初不動とは、1月28日に行われる不動明王の初縁日のことを指します。不動明王は災厄を祓い、守護を願う信仰の対象であり、この日には多くの人々が参拝し、一年の無病息災や家内安全を祈願します。また、不動尊を祀る寺院では護摩焚きが行われ、その炎や煙が祈りの象徴として心に刻まれます。この季語を用いた俳句では、護摩の火や煙、参道の人々の祈りの姿、あるいは不動明王の荘厳な像を通じて、新春の厳かさや希望が描かれることが多いです。
ありません。
季語「初不動(はつふどう)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
たわたわと 降りくる鳩や 初不動
作者:山口青邨
正月の 末の寒さや 初不動
作者:久保田万太郎
著者 / Tommy Ikura
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