季語「大服（おおぶく）」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「大服（おおぶく）」です。

大服

季語の解説
季語を使った自作の俳句
有名な俳句、著名な俳人の俳句

季語の解説：

大服とは、元旦に若水を使って沸かしためでたいお茶を指します。このお茶には、山椒、梅干し、昆布などが入れられ、健康と長寿を祈る意味が込められています。日本の正月の風習として、家族や親しい人々が集まり、この大服を分かち合うことで一年の平穏を願います。この季語は、茶の香りや湯気、器の美しさとともに、新春の静けさや祝いの雰囲気を描写する際に用いられます。また、山椒や昆布の風味を詠むことで、正月ならではの風情を伝える表現が特徴的です。

季語を使った自作の俳句：

ありません。

有名な俳句、著名な俳人の俳句：

季語「大服（おおぶく）」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。

大服をただたぶたぶと召されしか

作者：高浜虚子

大福の窓に見えけり東山

作者：正岡子規

著者 / Tommy Ikura

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