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季語「宝船(たからぶね)」の解説と季語を使った俳句の例
新年の季節の季語の一つである「宝船(たからぶね)」です。
宝船
宝船とは、枕の下に宝船の絵を敷いて眠ることで良い初夢を見るという風習を指します。この宝船の絵には、七福神や宝物が描かれ、幸福や繁栄を招くとされています。良い夢を願う気持ちとともに、これを敷いて眠ることで、夢の中でも新年の希望や吉兆を求める心が表れます。この季語を用いた俳句では、枕の下の宝船に込められた期待感や、夢に出てくる風景、新年の静かな夜の空気感が詠まれることが多く、新春の希望や祝福を象徴する表現として用いられます。
ありません。
季語「宝船(たからぶね)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
七十路は 夢も淡しや 宝船
作者:水原秋桜子
宝舟 目出度さ限り なかりけり
作者:高浜虚子
著者 / Tommy Ikura
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