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季語「百千鳥(ももちどり)」の解説と季語を使った俳句の例
春の季節の季語の一つである「百千鳥(ももちどり)」です。
百千鳥
「百千鳥」とは、春に一斉に鳴き始める多くの鳥を総称する季語であり、特定の鳥種ではなく、春の鳥たちの賑やかなさえずりを表現します。春の訪れとともに、さまざまな種類の鳥が集まり、その鳴き声が辺り一面に響き渡る様子は、自然の豊かさや新しい季節の活気を象徴しています。俳句では、百千鳥の音を通して春の明るさや希望に満ちた風景を描写することが多いです。
季語「百千鳥(ももちどり)」を使った俳句の例です。[1]
百千鳥 枝の上の 音楽隊
解説:春の賑やかさと生命感を鳥たちの姿と声を通じて描いています。「百千鳥」という季語が、春に響き渡る多くの鳥の声を象徴し、その動きや鳴き声から感じる活気が伝わります。「枝の上の 音楽隊」という比喩が、鳥たちのさえずりを音楽に例え、自然の調和と美しさを生き生きと表現しています。鳥たちが枝の上で織りなす音の世界が、春の新しい命の芽吹きと喜びを詩情豊かに描き出した作品です。視覚と聴覚の両方を刺激する、明るく爽やかな一作となっています。
季語「百千鳥(ももちどり)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
入り乱れ 入り乱れつつ 百千鳥
作者:正岡子規
一樹にして 森なせりけり 百千鳥
作者:山口青邨
山鴉 遠くこたへて 百千鳥
作者:飯田蛇笏

著者 / Tommy Ikura
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