- Home ›
- 春の季語一覧 ›
- 春[動物]の季語一覧
季語「鶯(うぐいす)」の解説と季語を使った俳句の例
春の季節の季語の一つである「鶯(うぐいす)」です。
鶯
「鶯(うぐいす)」は春の代表的な季語で、その美しい鳴き声は「春告鳥(はるつげどり)」とも呼ばれ、春の訪れを告げる象徴とされています。特に「ホーホケキョ」という鳴き声は日本人にとって親しみ深く、自然の中での静かな喜びや新しい季節の始まりを感じさせます。鶯は、梅の花や新緑とともに描かれることが多く、その声や姿が春の風景に調和し、生命の豊かさや春特有の清々しさを表現します。俳句では、鶯の声を主題とし、その声を聞く心情や自然との一体感を詠むことが多いです。
季語「鶯(うぐいす)」を使った俳句の例です。
鶯の 鳴き声聞きて 春を知る
解説:鶯の鳴き声を聞いて、春がやってきたことを感じ取る情景を詠んでいます。鶯の声を通じて、自然から季節の変化を学び取る様子が描かれています。シンプルながら、鶯が春を告げる存在であることがよく伝わる句です。
街中に 鶯の声 嬉しさよ
解説:街中で偶然に鶯の声を耳にして、嬉しく感じる情景を詠んでいます。自然が身近にあることで、都会の中にも春の気配を感じ取ることができる喜びが伝わります。
鶯の 鳴き声と共に 第一歩
解説:鶯の鳴き声が響く中で、新しい一歩を踏み出す様子を詠んでいます。春にふさわしい前向きな気持ちが表現されており、鶯の声が背中を押してくれるような励ましの句になっています。
著者 / Tommy Ikura
毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。