- Home ›
- 春の季語一覧 ›
- 春[時候]の季語一覧
季語「弥生(やよい)」の解説と季語を使った俳句の例
春の季節の季語の一つである「弥生(やよい)」です。
弥生
季語の解説:
「弥生(やよい)」は春の季語で、旧暦3月を指します。「弥生」には「草木がいよいよ生い茂る」という意味が込められており、春が本格的に訪れ、自然が活気づく時期です。桜が咲き始める季節で、春の陽気や命の躍動が感じられる弥生は、寒さが緩み、草花が豊かに生い茂る情景が連想されます。この季語は、春の生命力や明るい気配を表すのにふさわしい言葉です。
俳句の例:
季語「弥生(やよい)」を使った俳句の例です。
弥生きて 桜の香り 町を満つ
解説: 弥生の季節が訪れ、桜の香りが町に広がっていく様子を詠みました。
暖かき 弥生の風に 鳥遊ぶ
解説: 弥生の暖かな風の中、鳥たちが楽しげに遊んでいる情景を詠みました。
陽の色を 映す弥生の 水面かな
解説: 弥生の頃、春の陽射しが水面に映って輝いている様子を詠みました。
著者 / Tommy Ikura
毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。