季語「雨水(うすい)」の解説と季語を使った俳句の例

春の季節の季語の一つである「雨水(うすい)」です。

雨水

季語の解説:

「雨水(うすい)」は二十四節気のひとつで、2月19日頃から3月初旬にかけての時期を指し、雪が雨に変わり、寒さが少しずつ和らいで春の兆しが見え始める頃です。この時期になると、田畑には雪解け水が染み入り、自然は静かに春の準備を整えます。「雨水」という言葉からは、柔らかな春の雨や、季節が移ろう時の美しさが感じられます。俳句では、雪解けや雨の情景を中心に、春の訪れを待つ喜びや自然の恵みへの感謝が詠まれます。

季語を使った自作の俳句:

季語「雨水(うすい)」を使った俳句の例です。[2]

雪解けの 音やわらかに 雨水かな

解説:春を迎え始めた自然の微かな変化を描いています。「雪解けの音」とは、冬の間に積もった雪が春の温もりによって解け、水滴となって地に落ちる優しい音です。「やわらかに」という表現が、音だけでなく大地や空気までも春の穏やかさに包まれているように感じさせます。季語「雨水」によって、寒さ厳しい冬から、次第に春へと向かう時期特有の情緒が表現されています。音と自然の変化に耳を澄ませる静かな心持ちが伝わる一句です。

踏みしめる 大地の息吹 雨水かな

解説:冬の終わりを迎えた大地の力強い生命力を感じ取った作品です。「踏みしめる」という動作が具体的で、雪解けや湿り気を含んだ大地の柔らかさが読者にも伝わります。「息吹」という言葉により、地中から湧き出すような生命の鼓動や、春への準備が進んでいることが象徴的に表現されています。季語「雨水」は、春の兆しと雪解け水が大地に染み渡る様子を呼び起こし、作者自身の感動や自然への一体感を感じさせます。

有名な俳句、著名な俳人の俳句:

ありません。

プロフィール画像

著者 / Tommy Ikura

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