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季語「祇園会(ぎおんえ)」の解説と季語を使った俳句の例
夏の季節の季語の一つである「祇園会(ぎおんえ)」です。
祇園会
祇園会は、京都で行われる八坂神社の祭礼で、祇園祭とも呼ばれる日本を代表する夏の伝統行事です。疫病退散を願い平安時代に始まったこの行事は、千年以上の歴史を持ち、7月いっぱいを通してさまざまな神事や祭礼が行われます。山鉾巡行をはじめとする豪華な行事に加え、夜の賑わいや提灯の灯り、屋台などが彩る街の風景が印象的です。この季語を用いた俳句では、華やかな山鉾や祭りを楽しむ人々の様子、そして古都の夏の雰囲気が詠まれ、伝統と季節感が融合した情景が描かれます。
季語「祇園会(ぎおんえ)」を使った俳句の例です。[1]
祇園会に 鉾見て回る 京の街
解説:陽が落ちた後の祇園祭の静かな賑わいを、軽やかな言葉で表現しています。「陽が落ちて」という冒頭の一節が、夕暮れから夜へと移り変わる時間の情景を描き出し、祭りの始まりを予感させます。「ぶらぶら歩く」という言葉が、祭りを楽しむ人々のリラックスした雰囲気や、ゆっくりとした歩みの中で感じられる夏の夜の風情を伝えています。「祇園祭」という結びが、この特別な時間と場所の魅力を鮮やかに締めくくり、祭りを満喫する情景を身近に感じさせる一句となっています。
季語「祇園会(ぎおんえ)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
祇園会や 真葛が原の 風かほる
作者:与謝蕪村
祇園会や 二階に顔の うづ高き
作者:正岡子規

著者 / Tommy Ikura
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