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季語「雪起し(ゆきおこし)」の解説と季語を使った俳句の例
冬の季節の季語の一つである「雪起し(ゆきおこし)」です。
雪起し
「雪起し」とは、雪が降り出す直前に鳴る雷を指す季語です。夏の雷とは異なり、雪起しの雷は短く鋭い音を伴い、寒々しい冬の空気の中で鳴り響きます。この雷は、雪が間もなく降り始める合図ともされ、自然の力強さとともに、冬の厳しさを象徴しています。俳句では、雪起しを通じて、静寂を破る雷音の不意性や、その後に続く雪景色への期待感を表現することが多いです。また、冷たい空気と重たい空の情景を描写し、冬の自然の壮大さや神秘性を強調する際にも使われます。
ありません。
季語「雪起し(ゆきおこし)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
唯一つ 大きく鳴りぬ 雪起し
作者:高浜虚子
著者 / Tommy Ikura
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