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季語「クリスマス」の解説と季語を使った俳句の例
冬の季節の季語の一つである「クリスマス」です。
クリスマス
「クリスマス」は、12月25日のキリスト教の祝日で、イエス・キリストの降誕を祝う日です。現代の日本では宗教的意味合いを超えて、家族や友人と楽しむ冬の行事として広まり、街にはクリスマスツリーやイルミネーションが彩られ、華やかな雰囲気が漂います。クリスマスイブも含め、家族団らんや贈り物、温かさを感じる冬のイベントの一つとして俳句に詠まれることが多いです。俳句では「クリスマス」を通じて冬の喜びや賑やかさ、灯りがもたらす温かさが表現されます。
季語「クリスマス」を使った俳句の例です。
クリスマス サンタ待ちつつ 寝息立つ
解説:子どもの無邪気な期待と夢が織り込まれた作品です。クリスマスイブの夜、サンタクロースを待ちながら眠りに落ちた子どもの愛らしい姿が目に浮かびます。「寝息立つ」という静かな描写が、クリスマスの夜の穏やかで温かな空気感を生み出し、情緒豊かな情景を描き出しています。読者の中にクリスマスの記憶や想像力を呼び起こし、微笑ましい感動を与える俳句です。
クリスマス 光の波が 街包み
解説:クリスマスの夜の街並みを広い視点で描いた作品です。「光の波」という表現が、イルミネーションの輝きがまるで波のように街全体を包み込む様子を巧みに伝えています。華やかさや幻想的な雰囲気が感じられ、読む人にクリスマスの美しい光景を思い起こさせます。街の喧騒や明るさをシンプルな言葉で表現しており、視覚的な豊かさが際立つ俳句です。
家路へと クリスマスケーキ 相棒に
解説:クリスマスケーキを手に家路を急ぐ場面を描写しています。「相棒に」という表現が、ケーキをただの荷物ではなく、家族や温かい団欒の象徴として扱っており、ほのぼのとした感覚を与えます。日常の一場面を切り取りながらも、クリスマスの幸福感や期待感が漂う一句です。シンプルで親しみやすく、ケーキが家族への愛や喜びを運ぶ特別な存在に感じられます。
クリスマス 過ぎし思い出 包まれり
解説:クリスマスが過ぎた後の静けさの中で、楽しかった思い出に浸る心情を表現しています。「包まれり」という言葉が柔らかく、思い出のぬくもりが心を満たしている様子を詩的に描き出しています。過ぎ去った時間を慈しむ視点が、少し切なくも温かい余韻を残します。懐かしさや郷愁を呼び起こす力があり、読者に共感をもたらす一句です。

著者 / Tommy Ikura
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